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JBANオンラインセミナー:後半「現場再開に向けての心得」3-3

では最後3つ目の「ミーティングの大切さ」について、先ほどのタイムスケジュールの付け加えになりますが、どんなに優れたスケジュールができていたとしても、共有ができなければただの紙切れになってしまいます。当日までたくさん準備をしてきたことも、現場前ミーティングを怠ると全て無駄になってしまうことがあります。

ときどきありませんか!せっかく仕込みをして行ったのに使うのを忘れてしまったとか。会場に着いたらとりあえず膨らんだバルーンの袋を開けてしまうとか、していませんか?
開ける場所、開ける順番一つで移動の無駄を防ぐこともできます。あんまり細かいことを言っていると嫌われちゃうかもしれませんが、これは私もたくさん失敗してきたことなので、お互いの為にあえて言います。「ミーティングの質で、現場の質が決まります

どんなに簡単な現場であっても、現場前のミーティングは絶対に必要です。作業工程や役割分担を明確化することで、やる気にスイッチが入り現場が動き出します。たとえ搬入に時間がかかり施工時間が短くなったとしても、ミーティングをすることで結果的に現場は早く上手くいくものです。

経験上ですがバルーンの装飾現場はライブなので、一度動き出してしまうと途中から軌道修正をするのはなかなか難しいです。私はミーティングをせず段取りをしなかったことで上手くいかなかったことや、みんな分かっているだろうという思い込みで二度手間になったこともありました。

カーナビと一緒で、はじめに目的地を設定して走り出すべきです。このミーティングの大切さは、3か条の中でも一番大切で誰でもできることなので、コミュニケーション・一致団結のひとつとして、現場前に是非実践してみてください!

以上の3つが、「楽しく熱中できる現場をどう作るか」で、大切なことになります。基本的なことでしたがいかがでしたでしょうか。この3つが揃うとき「楽しく熱中できる現場」が完成すると考えています。

最後になりますが…

私たちバルーン業界・JBANに携わる人たちは、みんなが細い糸でつながれています。みんなが今よりほんの少しでも楽しい現場を生み出せれば、業界の未来は明るいものになるのではないでしょうか。今はまだイベントの自粛が続いていますが、みなさんの現場再開がより充実したものとなりますように、願っております。微力ながら私も日本のバルーン文化継承と発展を志していますので、みんなでこの時期乗り越えていきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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